自分の運営しているWordPressサイトに「http/2+QUIC」を実装したいなら、レンタルサーバー「mixhost」を利用してください。
mixhostは、http/2+QUIC(以下、QUIC)に対応している日本初のレンタルサーバーです。
レンタルサーバー「カラフルボックス」もQUIC対応しました
「QUIC」とは?
「QUIC(Quick UDP Internet Connections)」とは、Googleが開発した最新の通信規格で、表示速度を超高速化できます。
通信の仕組みなどは「寝ログ」さんが詳しく解説してくれているので、そちらで理解してください。
QUICを実装する方法

QUICを実装しているmixhost
「mixhost」を利用する
QUICを実装するには、レンタルサーバー「mixhost」を利用してください。
mixhostは日本で初めてQUICに対応したレンタルサーバーで、2018年6月現在も、他社サーバー(エックスサーバーなど)では対応していないのが現状です。
「mixhost」での操作
mixhostでQUICを実装するには、特別な操作は必要ありません。
QUICはサーバー側が勝手に設定してくれています。サイト作成時に「https://」を選択すれば(デフォルトでこの設定)、はじめからQUIC対応しています。
このサイトも、mixhostにWordPressをインストールしたら、自動でQUIC対応していました。何もしていません。
QUICに対応したか確認する方法

QUIC対応を確認できるChromeの拡張機能
自分のサイトがQUICに対応したか?確認する方法は、「Chrome」の拡張機能「HTTP/2 and SPDY indicator」を利用します。
「HTTP/2 and SPDY indicator」のインストール手順は、
- Chrome ウェブストアにアクセス
- 「HTTP/2 and SPDY indicator」で検索
- インストール
- Chromeでツールバーをチェック
です。シークレットモードではこの拡張機能は使えないので、通常のChromeでチェックしてください。
無事、QUICに対応していれば、ツールバーの「稲妻マーク」が緑色に代わっています。

QUIC対応した状態
ちなみに、他のサーバー(QUIC対応していないサーバー)では、ツールバーの「稲妻マーク」が青や灰色になっています。
ただし、mixhostでもたまにQUICに対応しない(緑ではなく青になる)ことがあります。原因は不明です。
まとめ
自分の運営しているWordPressサイトに「http/2+QUIC」を実装したいなら、レンタルサーバー「mixhost」を利用してください。
mixhostを利用すれば、自動的にQUIC対応になります。他社サーバーだとカラフルボックスなども対応しています。
ただし、QUICに対応しているブラウザは「Chrome」と「Opera」のみです。今後は、ほかのブラウザでも対応することが期待できます。
参考サイト様
この記事の作成にあたって、以下のサイトを参考にさせていただきました。