レンタルサーバーにWordPressをインストールしたら、まずは
の4つの設定を済ませましょう。
はじめての方だとかなり時間は掛かりますが、ここで間違いなくしっかりと設定しておくと、あとで「強いサイト」となります。
WordPressの基本設定
まずは、WordPress全体の設定を行います。
この設定がサイトの基盤となるので、間違えないよう1つずつ確実に設定してください。
この章の目次
一般

一般(設定)では、「サイトのタイトル」や「キャッチフレーズ」を設定できます。WordPressインストール時に決めたものがすでに入力されています。
サイトのタイトルとキャッチフレーズは、対策したい検索キーワードをなるべく含め、簡潔にまとめましょう。
他の設定は、基本的にはすべてデフォルトのままでOK。
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WordPressの「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」の決め方
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投稿設定
投稿設定はデフォルトのままで大丈夫です。ほとんどの場合、設定を変更する必要はありません。
表示設定
表示設定で重要なのが、「1ページに表示する最大投稿数」です。
表示する件数が多すぎると表示速度が低下しますが、少なすぎてもコンテンツが少なく見えてしまいます。おすすめは15前後です。
ディスカッション設定

ディスカッション設定では、リンクが貼られたときの通知や、コメントに関する設定が行えます。
通知設定
「この投稿に含まれるすべてのリンクへの通知を試みる 」「新しい記事に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける 」は、外部リンクをサイトに貼ったときに、サイト運営者に通知する設定です。
個人的には、この設定は不要と考えます。チェックを外しましょう。
コメント設定
WordPressのデフォルトの設定では、コメント欄が表示されています。
はじめのうちは、コメント欄は非表示に設定しておきましょう。コメント管理をするのは意外と大変です。サイト運営に慣れてきたら、コメント欄の活用も検討してください。
コメント欄の非表示設定は、「新しい投稿へのコメントを許可する 」のチェックを外します。
他の設定は、コメント欄を非表示にしている場合は不要です。
メディア設定
「メディア設定」では、表示する画像の設定を行います。
すべてデフォルトのままでOKですが、必要に応じて変えてください。
パーマリンク設定

「パーマリンク」とは、WordPressで作成した投稿のURL形式のことです。ドメインに続く、URLの部分を指します。
パーマリンク設定は、「カスタム構造」の「/%postname%/」を選択しておきましょう。
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WordPressのパーマリンクの設定手順と編集方法
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プライバシーポリシーの設定

「プライバシーポリシー」とは、ウェブサイトやブログにおいて収集した個人情報をどう扱うのか?どう管理するのか?などを、サイトの運営者が定めた規範のことを言います。
固定ページでプライバシーポリシーページを作成して、プライバシーポリシーの設定を行いましょう。
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WordPress「プライバシーポリシー」の雛型とページの作り方
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「テーマ」のインストール

WordPress全体の設定が完了したら、次に「テーマ」をインストールしましょう。
この章の目次
「テーマ」とは?
テーマとは、サイトのひな型となるテンプレートです。サイトの構成やデザインの基盤となるものであり、テーマによっては、あらかじめSEO最適化がされています。
テーマは世界中のあらゆる人が開発しているため、国産以外にも海外製もあります。また、無料のテーマもあれば、有料のテーマもあります。
「テーマ」の選び方
テーマを選ぶときは、日本人が開発したテーマを選ぶようにしましょう。
日本人が作っているテーマであれば、日本のユーザーが多く、導入事例やトラブルなどを検索すればすぐに出てきます。
海外テーマはおしゃれですが、日本語対応していなかったり、トラブルがあっても情報が少ない、そもそも英語でしか情報が出てこないこともあるので、やめておきましょう。
テーマのおすすめは?
日本製のテーマでおすすめは、「AFFINGER5(WING)」です。
AFFINGER5は、SEOに強く収益が発生しやすいよう、細部までこだわって設計されています。このサイトもAFFINGER5。
ただし、AFFINGER5は有料テーマなので、ビギナーの方には無料版の「STINGER8」をおすすめします。一部機能は使えなくなりますが、それでもSEOに強く、カスタマイズも自由自在です。
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【AFFINGER5(WING)の評価】メリット・デメリットも徹底レビュー
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「プラグイン」のインストール

WordPressにテーマをインストールしたら、次に「プラグイン」をインストールしましょう。
「プラグイン」とは?

「プラグイン」とは、WordPressの機能性を拡張させるツールです。さまざまなプラグインが存在しており、ほとんどが無料で提供されています。
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WordPressに最初から入ってる3つのプラグインは必要?
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プラグインのメリット
プラグインをWordPressにインストールすることで、投稿が便利になったり、SEO最適化が図れます。
さらに、サイトのセキュリティを向上するプラグインや、バックアップを取れる便利なプラグインもあります。
プラグインのデメリット
便利なプラグインですが、インストールしすぎるとサイトが重くなります。
例えるなら、「プラグイン」は「装備」です。装備はたくさんあればあるほど戦に有利ですが、装備をしすぎると重くなり、動きが鈍くなります。また、中にはデザインだけで、まったく中身のない無意味な装備もあります。
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人気だけど意外と不要なWordPress名プラグイン3選
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プラグインのおすすめは?
WordPressに慣れていない方が、どのプラグインをインストールすべきか?の判断は難しいと思います。
そこで私がおすすめするのが、以下の9つのプラグイン。
まずはこのプラグインを実装し、しばらくサイトを運営してみてください。
サイトを運営していると、ほかのプラグインも試したくなってくるので、必要に応じて取り入れてみてください。
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【入れすぎ注意】WordPressでホントに必要だったプラグイン9選
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固定ページの作成
プラグインでWordPressの機能を拡張できたら、固定ページを作成しましょう。
この章の目次
「固定ページ」とは?

WordPressでは、「固定ページ」と「投稿」の2種類のページを作成できます。
固定ページは、「お問い合わせ」や「お店へのアクセス」など、サイトにとって重要な情報で、常に掲載しておきたいページを作成するときに使います。
「投稿」で記事を書く前に、サイトにとって重要な情報を固定ページで作成し、表示しておきましょう。
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WordPressの「固定ページ」と「投稿」は何が違う?
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固定ページの作り方
WordPressで固定ページを作るには、管理画面の左側のメニューから「固定ページ」にカーソルを合わせて、「新規追加」をクリックします。
編集画面では、タイトル・パーマリンクをページの内容にあわせて設定し、掲載したい内容を書きましょう。
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WordPress「固定ページ」の基本の作り方
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必要な固定ページ
サイトにもよりますが、
の3つの固定ページは必要です。
あとは、「運営者情報」や「お店(企業)へのアクセス」などの固定ページを作成しましょう。
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WordPressをインストールしたら設置すべき3つの固定ページ
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固定ページをメニューに表示
作成した固定ページは、メニューに設置してサイト上に表示させましょう。
固定ページは、投稿と違い、公開しただけではサイト上に表示されていないので、ヘッダーメニューやサイドメニューを設置して、作成した固定ページを閲覧できるように設定します。
WordPressの固定ページをメニューに設置するには、左側のナビゲーション「外観」>「メニュー」で設定画面を開き、メニューとして設置したい固定ページを選択します。
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WordPressの固定ページをメニューに設置する方法
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まとめ
以上で、WordPressインストール後の初期設定は終了です。
もう一度、設定項目をまとめます。
ここまでの設定が済んだら、サイトのデザインにこだわったり、投稿でコンテンツを増やすなど、サイトを充実させていきましょう。