ボクのアフィリエイト日記

WordPressのカスタムHTMLが「保存」できないときの解決策~原因はロリポップ

2018年6月9日

WordPressのカスタムHTMLが「保存」できない(「保存しました」にならない)場合は、ロリポップ!の「WAF」を無効にすることで、保存ができるようになります。

WAFをOFFにする手順を詳しく解説します。

カスタムHTMLが保存できない原因

カスタムHTMLで「保存しました」にならない

WordPressのカスタムHTMLが「保存」できない(保存ボタンを押しても、「保存しました」にならない)原因は、レンタルサーバーロリポップ!の「WAF」です。

「WAF」とは?

WAFは、セキュリティー機能です。このセキュリティ機能が邪魔をして、カスタムHTMLの保存が出来なくなってしまいます。

WAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)は、不正アクセスによるサイトの改ざんや情報漏洩を防ぐ機能です。ロリポップ!では、全プランでWAFを標準装備しています。

出典:https://lolipop.jp/manual/user/waf-set/

保存ができない例

通常のテキストやpタグなどは問題なく保存できますが、

  • AdSenseのコード
  • Twitterの埋め込みコード
  • 一部ASPコード

など、<script>を含むコードを入力した場合に不具合が発生するようです。

ロリポップ!では、はじめからWAFが「有効」になっているので、カスタムHTMLを保存したいときだけ、「無効」にしましょう。

ロリポップ!でWAFを無効にする方法

ロリポップ!の「WAF」を無効にするには、ユーザー専用ページの「WAF設定」を「無効にする」に切り替えます。

手順は以下の通り。

  1. ユーザー専用ページにログイン
  2. WAF設定画面を表示する
  3. WAFを「有効」から「無効」に変更
  4. 10分ほど経過してから「保存」する

1つずつ解説します。

ユーザー専用ページにログイン

まずは、ロリポップ!のユーザー専用ページにログインします。

WAF設定画面を表示する

ロリポップ!のWAF設定

ログインして左側にあるメニュー一覧の「セキュリティ」をクリックします。

「セキュリティ」の上から2番目の「WAF設定」を選択します。

WAFを「有効」から「無効」に変更

WAF設定画面では、ドメイン一覧が並びます。複数契約している場合は、対象のサイトのドメインを確認してください。

同じサイトでも、「wwwあり」と「wwwなし」の2パターンあると思います。2パターンある場合は、「wwwなし」のWAFを「無効にする」を選択します。

ロリポップ!でWAF設定を無効にする

「無効にする」を選択すると、WAFの設定状態が「無効」になります。この状態になったら、WordPressのカスタムHTMLで保存ができるようになります。

10分ほど経過してから「保存」する

無効にしても、すぐに保存ができるようになっていません。

設定変更後、反映に5~10分ほど時間を要します。10分ほど経ってから、WordPressのカスタムHTMLで保存を試してください。

WAFを無効にしたあとの注意点

WAFを「無効」にしたあとは、必ず「有効」に戻してください。

WAFは、不正アクセスによるサイトの改ざんや情報漏洩を防ぐ機能です。「無効」状態のまま放置することは推奨されていませんので、保存ができたら忘れずに「有効」状態に戻しましょう。

ちなみに、「エックスサーバー」にもWAF機能が実装され、有効にすると別の不具合が発生します。

まとめ

WordPressのカスタムHTMLが「保存」できない(保存ボタンを押しても、「保存しました」にならない)原因は、レンタルサーバーロリポップ!の「WAF」です。

ロリポップ!の「WAF」を無効にするには、ユーザー専用ページの「WAF設定」を「無効にする」に切り替えます。約10分後に保存ができるようになります。

無効にして保存ができたら、必ず「有効」に戻しましょう。

参考サイト

この記事の作成にあたって、以下のサイトを参考にさせていただきました。

  • B!