WordPressテーマ「AFFINGER5(WING)」のAMPページに、Google AdSenseの「AMP 自動広告」を配信する方法をご紹介します。
「AMP 自動広告」とは?

AdSenseの「AMP 自動広告」
AdSenseの「AMP 自動広告」は、その名の通りAMPページに自動で広告を配信するシステムです。
広告が配信される場所
自動広告を設置することで、AMPページの「ヘッダー」「コンテンツ内」「フッター」などに広告が配信(表示)されます。
配信される広告の種類
配信される広告の種類(広告ユニット)は、2019年2月現在で「テキスト広告」と「ディスプレイ広告」のみです。
その他の広告ユニット、たとえば「記事内広告」や「リンクユニット」は未導入です。
自動広告で配信できない広告ユニットは、AFFINGER5ユーザーならカスタマイズすることで配信できます。以下の記事もご参考に。
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AFFINGER5のAMPページに3種類のAdSense広告ユニットを表示させる方法
続きを見る
AMP 自動広告の設置方法
AMP 自動広告の設置方法は、AdSenseヘルプの案内通りですが、AFFINGER5の場合は具体的にどこに設置すべきか?解説します。
- AdSense アカウントにログイン
- [広告] をクリック
- [AMP 自動広告] をクリック
- 「テキストとディスプレイ」の広告フォーマットをオン
- [新しいフォーマットを自動的に取得する] を選択したままにする
- 「amp-auto-ads」スクリプトを<head>内に貼り付ける本題
- 「amp-auto-ads」スクリプトを<body>の開始タグ直後に貼り付ける
AdSense アカウントにログイン
Google AdSenseにログインします。
[広告] をクリック
左メニューの「広告」をクリックしたあとに、続けて「自動広告」をクリックします。
[AMP 自動広告] をクリック
「自動広告(通常ページ)」と「AMP 自動広告」のタブがあるので、「AMP 自動広告」をクリックします。
「テキストとディスプレイ」の広告フォーマットをオン
テキスト広告とディスプレイ広告のフォーマットが「オン」になっていることを確認します。
[新しいフォーマットを自動的に取得する] を選択したままにする
新しいフォーマットが AMP 自動広告に追加されたら、自動的に取得するよう設定できます。
現在は「テキスト広告」と「ディスプレイ広告」のみですが、今後は記事内広告やモバイルアンカー広告なども使用できるようになると思います。そのとき、ここの設定をオンにしておくと、自動的に表示されるようになります。
「amp-auto-ads」スクリプトを<head>内に貼り付ける
ココからが本題です。
AMP自動広告は、「head」と「body」の2カ所に、それぞれスクリプトを挿入することで表示ができます。
まずは「head」に貼り付けるスクリプトの場所から。
AFFINGER5ユーザーの場合、「single-amp.php」ファイルの</head>の直前に貼り付けます。

外観>テーマの編集>single-amp.php
WordPress管理画面から直接編集する場合は、外観>テーマの編集で、「single-amp.php」を選択します。

47行目あたりの</head>の直前
47行目あたりに</head>があるので、このタグの直前にスクリプトを貼り付けます。

head内に貼り付けるスクリプト
貼り付けるスクリプトは、AdSenseのAMP自動広告の「手順2」のものです。
「amp-auto-ads」スクリプトを<body>の開始タグ直後に貼り付ける
次に「body」に貼り付けるスクリプトの場所から。

315行目あたりの</body>の直前
315行目あたりに</body>があるので、このタグの直前にスクリプトを貼り付けます。

body内に貼り付けるスクリプト
貼り付けるスクリプトは、AdSenseのAMP自動広告の「手順3」のものです。
以上で、AFFINIGER5のAMPページに、AdSenseの自動広告が表示できました。
AMP 自動広告の設置確認

AMPテスト結果
AMP自動広告は、設定してから20分くらい待つと表示されているはずです。しばらく待ってから確認しましょう。
待っている間は、AMPページに問題がないか?チェックすることをおすすめします。もし、スクリプトの挿入位置に間違いがあったりすると、AMPページがエラーとなり、表示されなくなります。
ボクは、うっかり「</head>」ではなく、「</header>(67行目)」の直前にスクリプトを貼り付けてしまったため、エラーとなってしまいました。
AMPページのエラーチェックは、GoogleのAMPテストを使います。
エラーもなく、広告も配信できていたら、無事に終了です。
まとめ
「AFFINGER5(WING)」のAMPページに、AdSenseの「AMP 自動広告」を配信するには、「head」と「body」の2カ所に、それぞれスクリプトを挿入します。
スクリプトを挿入するファイルは、「single-amp.php」です。このファイル内の</head>と</body>の直前に、それぞれ貼り付けます。
スクリプトを挿入したあとは、AMPテストでエラーがないか?必ずチェックしてください。
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